伊勢の民俗行事 お白石持行事

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伊勢神宮は正式には「神宮」といい、内宮(皇大神宮)と外宮(豊受大神宮)の両正宮を中心に、14の別宮、43の摂社、24の末社、42の所管社の合わせて125社からなります。伊勢神宮は日本最大の神社です。どの地域でも氏神様がおられるように、伊勢神宮にはその氏神様のそのまた総氏神として私達をお守りくださる神様が祀られています。

参拝は外宮から内宮が古くからのならわし

伊勢神宮の書物には「外宮先祭(げくうせんさい)」という言葉があります。これは伊勢神宮で重要なお祭りである「三節祭(さんせつさい)」、6月と12月の月次祭(つきなめさい)、10月の神嘗祭(かんなめさい)を指しますが、この三節祭においてはまず外宮からおまつりした後に内宮でおまつりするという外宮先祭によって祭祀が行われています。これにならって天皇や皇族方のお参りも外宮が先。私たちも外宮から内宮の順で行うのが正しいとされています。現在では内宮の参拝だけで済まされている方もおられますが、せっかくのお伊勢参り、ならわし通りに外宮から参拝されてはいかがでしょうか。

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